寒い日に食卓へ並ぶと、体も心も温まる料理といえばシチューです。クリーミーな味わいとやさしい香りは、多くの家庭で定番のメニューになっています。
しかし、いざ作り始めてみると「思ったよりルーが足りない」「箱を使い切ってしまった」といったトラブルが起こることも少なくありません。特に、途中で量を増やしたり具材を追加した場合、ルーの量が足りなくなることはよくあります。
そんなときでも慌てる必要はありません。実は、家庭にある身近な食材を使えば、市販ルーが足りなくても十分おいしいシチューを作ることができます。小麦粉やバターなどの基本食材はもちろん、チーズやじゃがいもなどを活用することで、コクやとろみを補うことが可能です。
また、発想を少し変えれば、シチューを別の料理へアレンジすることもできます。パスタやドリアなどに応用すれば、ルー不足を逆においしい料理へ変えることもできるのです。
ここでは、シチューのルーが足りないときに役立つ対処法と、簡単に楽しめるアレンジ料理を詳しく紹介します。
シチューのルーが不足したときに役立つ7つの方法
市販ルーがなくても、少し工夫すればシチューの味やとろみを整えることができます。家庭で手軽に実践できる方法を順番に見ていきましょう。
小麦粉とバターで簡単ルーを作る
最も王道の方法が、小麦粉とバターを使ってルーを手作りする方法です。
市販のルーも基本的には小麦粉と油脂をベースに作られているため、この組み合わせを使えばシチューのとろみとコクを自然に補うことができます。
作り方の基本
フライパンまたは小鍋にバターを入れて弱火で溶かし、そこへ同量の小麦粉を加えてゆっくり炒めます。
焦げないように混ぜながら加熱し、うっすら色づいたら牛乳を少しずつ加えます。ダマにならないようよく混ぜて滑らかな状態にしたら、鍋のシチューへ加えましょう。
仕上げに塩やこしょうで味を整えれば、自然なコクのあるシチューに仕上がります。
小麦粉とバターを混ぜるだけの「ブールマニエ」
ルーを作る時間がない場合は、フランス料理でも使われる「ブールマニエ」という方法が便利です。
これは小麦粉とバターを混ぜ合わせてペースト状にし、料理に直接加えてとろみを出すテクニックです。
手順
小麦粉と柔らかいバターを同量用意し、ボウルでよく混ぜて滑らかな状態にします。
その後、小さじ1程度ずつシチューに入れて溶かしながら加熱します。少しずつ加えることで、好みの濃さに調整できます。
コンソメと牛乳で味の深みをプラス
ルーが足りないときは、味が薄くなることもあります。そのような場合は、コンソメを使うと旨味を補うことができます。
コンソメのコクがシチュー全体の味を引き締め、物足りなさを感じにくくしてくれます。
方法
少量の水にコンソメを溶かし、小麦粉を混ぜてから牛乳を加えます。
これをシチューに加えながら加熱すると、自然なとろみと味の深みが生まれます。最後にバターを加えると、より濃厚な仕上がりになります。
片栗粉を使って手軽にとろみをつける
とにかく簡単に濃度を調整したい場合は、片栗粉が便利です。
中華料理のとろみ付けと同じように、少量ずつ加えることでシチューの濃さを調整できます。
使い方
片栗粉を水または牛乳で溶き、シチューに少しずつ加えます。
混ぜながら加熱するととろみがついていきます。入れすぎると固くなるため、少量ずつ様子を見ながら加えるのがポイントです。
コーンスターチでクリーミーなとろみを出す
コーンスターチは、小麦粉よりも少ない量でとろみがつく便利な食材です。
ホワイトシチューとの相性が特に良く、滑らかな仕上がりになります。
手順
コーンスターチを水で溶き、鍋へ少しずつ加えます。
さらに牛乳とバターを加えることで、シチューらしいクリーミーな味わいになります。
じゃがいものデンプンを活用する
自然なとろみを出したい場合は、じゃがいもを使う方法もおすすめです。
じゃがいもにはデンプンが豊富に含まれているため、煮込むことでシチューに自然な濃度がつきます。
方法
じゃがいもをすりおろして鍋に加え、弱火でゆっくり煮込みます。
さらにチーズを加えると、コクが増して満足感のある味わいになります。
ご飯を加えて濃度を出す
意外な方法ですが、ご飯を使うとシチューにとろみをつけることができます。
ご飯に含まれるデンプンが溶け出し、ソースの濃度が自然に上がります。
手順
細かく刻んだご飯をシチューへ入れて弱火で煮込みます。
仕上げにチーズを加えると、まろやかな味になります。
ルー不足を活かしたシチューのアレンジ料理
もしシチューが少しサラッとしてしまった場合は、無理に濃くするより別の料理へアレンジする方法もあります。
パスタソースとして活用する
クリームシチューはパスタと非常に相性が良い料理です。
茹でたパスタにシチューを絡めるだけで、クリームパスタのような一皿になります。
アレンジのポイント
粉チーズと黒こしょうを加えると、カルボナーラ風の味わいになります。
ベーコンやきのこを炒めて加えると、さらに満足度の高い料理になります。
カレーと組み合わせる
シチューにカレーのルーを少し加えると、クリーミーなカレー料理に変身します。
シチューのまろやかさとカレーのスパイスが合わさり、深い味わいになります。
作り方
鍋にカレーのルーを1~2かけ入れて溶かすだけです。
辛さを抑えたい場合は牛乳を加えるとまろやかになります。
オムライスソースにする
とろみが少ないシチューは、オムライスのソースとしても活用できます。
卵料理とクリーム系ソースは相性が良く、見た目も豪華になります。
作り方
バターライスを作り、その上にふわふわの卵をのせます。
最後にシチューをソースとしてかければ完成です。
焼きドリアにアレンジ
ご飯と組み合わせてオーブンで焼けば、簡単にドリアが作れます。
シチューが少しゆるくても、チーズをのせて焼くことでおいしく仕上がります。
手順
耐熱皿にご飯を入れ、その上にシチューをかけます。
チーズをのせてオーブンで焼き色がつくまで加熱すれば完成です。
まとめ
シチューのルーが足りなくなったときでも、家にある材料を使えば十分においしく仕上げることができます。
小麦粉やバターを使った手作りルーを作る方法のほか、片栗粉やコーンスターチでとろみを調整したり、チーズやじゃがいもでコクを補ったりする方法もあります。
また、発想を変えてパスタやドリアなど別の料理にアレンジすれば、ルー不足を気にせず最後まで楽しむことができます。
ちょっとした工夫を知っておくだけで、料理のトラブルにも落ち着いて対応できるようになります。
ぜひ今回紹介した方法を参考に、シチュー作りをもっと自由に楽しんでみてください。
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