「プラ板に好きな写真やイラストを印刷したいけれど、家にプリンターがない」と困っていませんか。
コンビニのマルチコピー機では、プラ板へ直接印刷することはできません。しかし、普通紙に印刷したデザインを転写したり、下絵としてなぞったりすれば、プリンターがなくてもオリジナル作品を作れます。
この記事では、コンビニ印刷をプラ板作りに活用する方法をはじめ、文字を反転する必要性、縮小率を考えたサイズ調整、きれいに転写するコツ、うまく写らないときの対処法までわかりやすく解説します。
初めて挑戦する方も、失敗を防ぐポイントを確認しながら、自分だけのキーホルダーやチャームを作ってみましょう。
- コンビニのコピー機でプラ板に直接印刷できる?
- プラ板作りに必要な道具
- コンビニで印刷するデザインの作り方
- コンビニでプラ板用データを印刷する方法
- コンビニで印刷した絵柄をプラ板へ転写する手順
- 転写後のプラ板を焼く方法
- プラ板をきれいに見せる仕上げ方
- うまくいかないときに確認したいポイント
- コンビニ印刷を使うメリットと注意点
- コンビニ印刷を使わないプラ板の作り方
- 安全に作業するための注意点
- 作業を始める前の確認リスト
- よくある質問
- コンビニのコピー機にプラ板を入れて印刷できますか?
- コンビニで印刷した絵は必ずプラ板に転写できますか?
- 転写にはどのような除光液を使えばよいですか?
- プラ板へ転写するときは文字を反転させますか?
- コンビニ印刷では普通紙と写真用紙のどちらが向いていますか?
- プラ板は焼くとどのくらい小さくなりますか?
- 写真を使ったプラ板も作れますか?
- 転写した絵柄がにじむのはなぜですか?
- 転写できないときはどうすればよいですか?
- キーホルダー用の穴はいつ開けますか?
- 焼いている途中でプラ板が丸まっても大丈夫ですか?
- 焼き上がったプラ板の反りを防ぐ方法はありますか?
- コンビニで印刷するときにおすすめのデータ形式はありますか?
- プラ板の表面はレジンでコーティングしたほうがよいですか?
- まとめ
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コンビニのコピー機でプラ板に直接印刷できる?
プラ板をマルチコピー機に入れるのは避ける
セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどに設置されているマルチコピー機は、基本的に指定されたコピー用紙や写真用紙へ印刷するための機械です。
一般的な透明プラ板は、コピー機に対応した印刷用紙ではありません。
無理にプラ板を給紙部分へ入れると、内部で詰まったり、熱によって変形したりする可能性があります。機械の故障につながるおそれもあるため、持ち込んだプラ板を直接セットすることはやめましょう。
インクジェット印刷に対応したプラ板も販売されていますが、それは対応する家庭用プリンターなどで使用する専用品です。コンビニのマルチコピー機で自由に使えるものではありません。
紙に印刷してから転写する方法なら作れる
コンビニ印刷を利用する場合は、最初にデザインを普通紙へ印刷し、その絵柄をプラ板へ写す方法が候補になります。
おおまかな作業の流れは次のとおりです。
- スマホやパソコンでデザインを作る
- コンビニのマルチコピー機で普通紙に印刷する
- 印刷面をプラ板に重ねて絵柄を転写する
- 好きな形に切り、必要に応じて穴を開ける
- オーブントースターで加熱する
- 平らに整えて金具を取り付ける
転写の仕上がりは、コピー機の印刷方式、使用する紙、プラ板の表面、除光液の成分などによって変わります。
すべての組み合わせで同じように転写できるとは限らないため、いきなり本番を作るのではなく、余ったプラ板で小さく試すことが大切です。
プラ板作りに必要な道具
コンビニで印刷したデザインを利用する場合は、あらかじめ必要なものをまとめておくと作業がスムーズです。
基本的に用意するもの
・加熱して縮むタイプのプラ板
・コンビニで普通紙に印刷したデザイン
・ハサミ
・穴あけパンチ
・オーブントースター
・クッキングシートまたは使用するプラ板の説明書で指定された敷物
・平らな板や厚みのある本
・キーホルダー金具や丸カン
・耐熱手袋または割り箸
転写を試す場合は、アセトンを含む除光液、綿棒、コットン、紙を固定するためのテープなども使用します。
除光液は製品によって成分が異なります。「アセトン入り」と書かれているか確認してください。
ただし、アセトンはプラスチックの表面を白く曇らせたり、傷めたりすることがあります。使用前に端の部分で試し、窓を開けるなど十分に換気しながら作業しましょう。
プラ板は透明・白・半透明のどれがよい?
プラ板には、透明、白色、半透明、フロストタイプなどがあります。
絵柄を転写する方法を初めて試すなら、表面の状態を確認しやすい透明タイプが使いやすいでしょう。透明感を生かしたキーホルダーやチャームにも向いています。
白色タイプは背景が透けないため、イラストや文字をはっきり見せたい作品に適しています。写真風のデザインや淡い色を使用するときにも便利です。
表面がざらざらしたフロストタイプは、色鉛筆などで直接着色しやすい反面、転写の状態が透明タイプとは異なる場合があります。
購入するときは、転写専用かどうかではなく、加熱方法や縮小率、着色に使える画材などを商品説明で確認しておきましょう。
コンビニで印刷するデザインの作り方
スマホだけでも印刷データは準備できる
プラ板用のデザインを作るために、必ずしもパソコンや専門的なソフトが必要なわけではありません。
スマホのイラストアプリや画像編集アプリを使えば、次のようなデータを作れます。
・自分で描いたイラスト
・名前や短いメッセージ
・写真を切り抜いたデザイン
・図形や模様を組み合わせたロゴ風の絵柄
・手描きの絵をスマホで撮影した画像
白い紙に描いた絵をスマホで撮影する場合は、できるだけ明るい場所で、紙に影が入らないように撮るのがポイントです。
撮影後に明るさやコントラストを調整し、背景を白く整えると、印刷したときに線が見やすくなります。
焼いたあとの大きさを考えてデザインする
プラ板は加熱すると、縦横のサイズが大きく縮み、厚みが増します。
どの程度縮むかは商品によって異なるため、「必ず元の4分の1になる」とは限りません。パッケージに記載されている縮小率を確認してください。
例えば、焼き上がりを約5センチにしたい場合、縮小率が約40%の商品なら、焼く前は12センチ前後が一つの目安になります。
計算上のサイズと実際の仕上がりには差が出ることもあります。希望の大きさに近づけたい場合は、同じプラ板を小さく切り、10センチの線などを描いて試し焼きしてみましょう。
加熱前と加熱後の長さを比べれば、その商品の縮み方を把握できます。
細い線や小さな文字は避ける
加熱すると、デザイン全体も小さくなります。
細すぎる線は重なって見えたり、小さな文字は読みにくくなったりするため、元のデータでは少し太めにしておくのがおすすめです。
特に注意したいのは、次のようなデザインです。
・細い書体で入力した名前
・複雑な漢字
・髪の毛やまつ毛などの細かな線
・間隔の狭い模様
・小さく配置した説明文
文字を入れるときは、装飾の多い書体より、線が太く読みやすい書体を選ぶと失敗を減らせます。
転写するときは左右反転を確認する
印刷面をプラ板に伏せて転写すると、完成した絵柄の向きが元のデータと反対になる場合があります。
イラストだけであれば気にならないこともありますが、名前、日付、メッセージ、数字などが入っている場合は注意が必要です。
転写後に正しい向きで見えるよう、必要に応じて印刷前のデータを左右反転させてください。
どちらの向きで印刷すればよいか分からないときは、「ABC」などの短い文字を使って小さくテストすると確認できます。
コンビニでプラ板用データを印刷する方法
セブンイレブンで印刷する場合
セブンイレブンでは、スマホアプリやネットプリントサービスを利用して、登録した画像やPDFをマルチコピー機から印刷できます。
事前にデータを登録しておけば、店頭で予約番号などを入力して印刷できるため、USBメモリーを用意できない場合にも便利です。
印刷前には、用紙サイズ、カラーまたは白黒、拡大・縮小、余白の有無を確認しましょう。
ローソンやファミリーマートで印刷する場合
ローソンやファミリーマートでも、スマホからデータを送信して印刷できるサービスが利用できます。
店舗に設置されているコピー機の案内に従い、画像やPDFを選択して印刷します。
同じA4サイズでも、設定によってデザインの大きさが変わることがあります。印刷直前に表示されるプレビューを確認し、作品の一部が切れていないか、向きが合っているかを確かめてください。
印刷用紙は普通紙が扱いやすい
転写を試す場合は、まず普通紙に印刷する方法が取り組みやすいでしょう。
写真用紙や光沢紙は画像を鮮明に見せるためには適していますが、表面加工が施されているため、普通紙と同じ方法では転写しにくいことがあります。
最初は普通紙を選び、同じデザインをA4用紙の中に複数並べて印刷しておくと、転写に失敗したときもやり直せます。
複数のデザインを1枚に配置すると経済的
コンビニ印刷では、印刷する用紙の枚数ごとに料金がかかります。
小さなキーホルダー用デザインを1個だけ大きな用紙に印刷すると、余白が多くなってしまいます。A4用紙の中に複数のデザインやサイズ違いを並べれば、用紙を有効に使えます。
同じ絵柄を少しずつ大きさを変えて配置しておく方法もおすすめです。焼き上がりを比較できるため、次回から希望のサイズを決めやすくなります。
コンビニで印刷した絵柄をプラ板へ転写する手順
1.プラ板の表面をきれいにする
まず、プラ板の表面に付いているほこりや油分を取り除きます。
指紋や汚れが残っていると、絵柄が部分的に写らないことがあります。柔らかい布などで軽く拭き、きれいな状態にしておきましょう。
保護フィルムが貼られている商品は、作業する面のフィルムを剥がします。
2.印刷面をプラ板に重ねる
転写したい部分を切り取り、印刷面がプラ板に触れるように重ねます。
作業中に紙が動くと、線が二重になったり、絵柄がぼやけたりします。端をテープで固定し、ずれない状態にしてください。
ただし、テープの粘着面が転写部分に重ならないよう注意しましょう。
3.除光液を少量ずつなじませる
綿棒やコットンに除光液を少量含ませ、紙の裏側からやさしく押さえます。
一度に大量の液を付けると、紙が破れたり、トナーが広がって絵柄がにじんだりする可能性があります。
紙全体をびしょびしょにするのではなく、転写したい部分へ少しずつなじませるのがポイントです。
強くこするよりも、位置をずらさないよう注意しながら、一定の力で押さえるほうがきれいに仕上がりやすくなります。
4.紙をゆっくり剥がす
絵柄が移ったら、紙の端からゆっくり持ち上げます。
途中で転写できていない部分に気づいても、紙を一度完全に剥がすと同じ位置へ戻すのは難しくなります。最初は端だけ少し持ち上げ、写り具合を確認すると安心です。
うまく転写できなかった場合は、無理に修正せず、別のプラ板でやり直したほうがきれいに仕上がることもあります。
転写後のプラ板を焼く方法
デザインの周囲を切り取る
転写面が十分に乾いたら、好きな形に切ります。
完成後は角が硬くなるため、四角形の角を少し丸くしておくと、見た目も手触りもやわらかくなります。
細く尖った形や、くびれが極端に細い形は、加熱中にゆがみやすいため注意してください。
加熱する前に穴を開ける
キーホルダー、ストラップ、チャームなどに加工する場合は、焼く前に穴あけパンチで穴を開けます。
加熱後のプラ板は小さく硬くなるため、通常の穴あけパンチでは穴を開けられません。
穴そのものも縮むため、金具を通すことを考えて、端に寄せすぎない位置に開けましょう。穴と外側との間隔が狭いと、金具を付けたときに割れることがあります。
オーブントースターで加熱する
プラ板のパッケージに書かれている方法に従い、オーブントースターを準備します。
指定された敷物の上にプラ板を置いて加熱すると、最初は大きく反り返り、波打つように動きます。その後、縮みながら再び平らに近い状態へ落ち着いていきます。
反り返った瞬間に失敗したと思って取り出すと、曲がったまま固まる可能性があります。動きが落ち着くまで様子を見ましょう。
ただし、加熱時間が長すぎると、変色や焦げ、表面の荒れにつながります。トースターから目を離さないことが大切です。
熱いうちに平らに整える
縮み終わったら、耐熱手袋や割り箸を使ってすぐに取り出します。
クッキングシートなどに挟み、その上から平らな板や厚い本で軽く押さえると、反りを整えやすくなります。
焼きたてのプラ板は非常に熱いため、素手では触らないでください。また、強く押しすぎると表面に跡が付く場合があります。全体を均等に押さえることを意識しましょう。
プラ板をきれいに見せる仕上げ方
表面をレジンやニスで保護する
転写した絵柄をそのまま使用すると、摩擦によって薄くなったり、傷が付いたりすることがあります。
長く使いたい場合は、対応するニスやレジンで表面を保護すると安心です。
レジンを使用すると透明感と厚みが出て、アクセサリーのような仕上がりになります。ただし、使用する材料によってはプラ板との相性が合わない場合があるため、目立たない部分で確認してください。
レジンを硬化させるときは、使用する製品の注意事項を守り、皮膚に付着しないよう手袋を着用しましょう。
色とコントラストを調整する
加熱後は絵柄が小さく集まるため、色が濃く見える場合があります。一方で、転写の段階でトナーが十分に移らず、薄く仕上がることもあります。
初回から理想の色を出すのは難しいため、同じデザインを濃さ違いで複数印刷し、比較する方法がおすすめです。
輪郭線を少し太くし、背景と絵柄の明暗差を大きくしておくと、完成後もデザインが分かりやすくなります。
うまくいかないときに確認したいポイント
絵柄がほとんど転写されない
絵柄が移らない場合は、印刷方式や用紙、除光液、プラ板の表面が転写方法に合っていない可能性があります。
除光液の量を増やせば必ず改善するわけではありません。液を多くするとプラ板が曇ったり、絵柄がにじんだりすることもあります。
別の店舗や別の用紙を試す前に、まずは小さな範囲で条件を変えて確認しましょう。
絵柄が二重になる
線が二重に見える主な原因は、作業中に紙が動いたことです。
紙をテープで固定し、転写が終わるまで位置を変えないようにします。綿棒で強く左右にこすると紙がずれやすいため、上から押さえるように作業してください。
トナーがにじむ
除光液を付けすぎると、細い線や文字の輪郭が広がることがあります。
コットンから液が垂れるほど含ませず、少量ずつ使用しましょう。一度に全面を湿らせるのではなく、狭い範囲から順番に進めると調整しやすくなります。
加熱後に大きく曲がった
加熱の途中で取り出した、縮み終わる前に動かした、加熱後すぐに平らにしなかったといった場合は、反りが残りやすくなります。
プラ板の動きが止まるまで待ち、取り出したらすぐに平らなもので挟みましょう。
大きく複雑な形はゆがみやすいため、初めて作るときは円形、楕円形、角を丸めた四角形などから試すのがおすすめです。
予想より小さく仕上がった
完成サイズが小さすぎた場合は、使用したプラ板の縮小率とデザインサイズが合っていなかった可能性があります。
次回は、加熱前と加熱後の長さを記録しておきましょう。
例えば、10センチで作ったものが4センチになった場合、そのプラ板では元の約40%に縮んだことになります。完成後に6センチにしたいなら、焼く前は約15センチが目安です。
コンビニ印刷を使うメリットと注意点
コンビニ印刷の大きな利点は、自宅にプリンターを用意しなくても、必要なときだけデータを印刷できることです。
スマホで作った画像をそのまま登録できるため、パソコンを持っていない方でも利用しやすいでしょう。
また、A4用紙に複数のデザインをまとめれば、さまざまな作品を一度に試せます。
一方、印刷するたびに店舗へ行く必要があり、カラー印刷を何度も繰り返すと費用が増えてしまいます。使用するコピー機や用紙によって、転写結果に差が出る点にも注意が必要です。
コンビニ印刷が向いているのは、次のような方です。
・自宅にプリンターがない
・まずは少ない枚数で試したい
・スマホだけでデザインを作りたい
・プラ板作りを始めたばかりである
・複数のデザインを一度に印刷したい
頻繁に作品を作るようになった場合は、インクジェット対応プラ板と家庭用プリンターを使う方法も選択肢になります。
コンビニ印刷を使わないプラ板の作り方
手描きでデザインする
油性ペンや、表面加工されたプラ板に色鉛筆で描く方法なら、印刷や転写をせずに作れます。
手描きには、線の太さや色を自由に調整できるメリットがあります。転写の失敗を避けたい場合や、一点もののイラストを作りたい場合にもおすすめです。
インクジェット対応プラ板を使用する
家庭用インクジェットプリンターを持っている場合は、印刷対応のプラ板を利用できます。
一般的な透明プラ板ではなく、必ずプリンター印刷に対応した商品を使用してください。印刷面や給紙方法、乾燥時間などは商品ごとに異なるため、説明書を確認することが重要です。
コピーした紙を見ながら描き写す
転写がうまくいかないときは、コンビニで印刷したデザインをプラ板の下に置き、油性ペンでなぞる方法もあります。
透明プラ板なら下絵が見えるため、比較的簡単に描き写せます。
細かな写真の再現には向きませんが、輪郭のはっきりしたイラストや文字であれば、転写よりきれいに仕上がる場合もあります。
安全に作業するための注意点
プラ板作りでは、トースターや除光液などを使用します。仕上がりだけでなく、安全面にも十分注意しましょう。
加熱中はトースターから離れず、焼き上がったプラ板を素手で触らないようにします。食品を加熱するトースターで工作を行う場合は、使用するプラ板の注意事項も確認してください。
除光液を使用するときは、火の近くを避け、必ず換気を行います。使用後は容器のふたを閉め、直射日光や高温になる場所を避けて保管しましょう。
子どもと一緒に作る場合も、トースターの操作、除光液を使う工程、熱いプラ板を取り出す作業は大人が担当してください。穴あけ後の小さな破片やキーホルダー金具の取り扱いにも注意が必要です。
作業を始める前の確認リスト
プラ板を焼く前に、次の項目を確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。
・コンビニのコピー機へプラ板を直接入れていない
・デザインを完成サイズより大きく作った
・文字の左右反転を確認した
・転写できるか端材で試した
・絵柄の周囲を切り終えた
・キーホルダー用の穴を開けた
・トースターの近くに平らな板を用意した
・耐熱手袋や割り箸を準備した
・部屋の換気ができている
・加熱方法を商品の説明書で確認した
特に忘れやすいのが、加熱前の穴あけです。焼いてから気づいても、一般的な穴あけパンチでは対応できないため、必ず先に済ませておきましょう。
よくある質問
コンビニのコピー機にプラ板を入れて印刷できますか?
コンビニのマルチコピー機に、持参したプラ板を入れて直接印刷することはできません。
マルチコピー機は、機械にセットされている普通紙や写真用紙など、指定された用紙への印刷を前提に作られています。プラ板を入れると、紙詰まりや内部の故障につながるおそれがあるため、絶対にセットしないでください。
プラ板作品を作りたい場合は、普通紙にデザインを印刷し、転写または手描きで写す方法を利用しましょう。
コンビニで印刷した絵は必ずプラ板に転写できますか?
必ず転写できるとは限りません。
転写の仕上がりは、コンビニのコピー機の印刷方式、使用する紙、プラ板の表面、除光液の成分などによって変わります。同じ方法でも、絵柄が薄くなったり、ほとんど写らなかったりすることがあります。
本番の作品を作る前に、余ったプラ板と小さなデザインを使ってテストするのがおすすめです。
転写にはどのような除光液を使えばよいですか?
一般的には、アセトンが含まれている除光液が使われます。
ただし、アセトンはプラ板の表面を曇らせたり、傷めたりする可能性があります。使用する前に、プラ板の端や余った部分で変化がないか確認してください。
作業中は窓を開けて換気し、火気の近くでは使用しないようにしましょう。手や目に付かないよう注意することも大切です。
プラ板へ転写するときは文字を反転させますか?
印刷面を下向きにして転写する場合は、文字が左右反対に仕上がることがあります。
名前、日付、メッセージなどを正しい向きで見せたい場合は、印刷する前に画像編集アプリなどで左右反転させておきましょう。
転写方法によって見える向きが異なるため、短い文字を使って試作品を作り、向きを確認してから本番を印刷すると安心です。
コンビニ印刷では普通紙と写真用紙のどちらが向いていますか?
初めて転写を試す場合は、普通紙が扱いやすいでしょう。
写真用紙や光沢紙には表面加工が施されているため、使用する転写方法によっては絵柄がうまく移らないことがあります。普通紙なら紙の裏側から除光液をなじませやすく、転写状態も確認しやすいのが特徴です。
ただし、普通紙でも必ず転写できるわけではないため、事前にテストしてください。
プラ板は焼くとどのくらい小さくなりますか?
縮み方はプラ板の商品によって異なりますが、加熱後の縦横サイズが焼く前の約40~50%になる製品が多く見られます。
ただし、「必ず4分の1の大きさになる」とは限りません。面積と縦横の長さでは、縮み率の捉え方も異なります。
希望する完成サイズがある場合は、商品のパッケージに記載された縮小率を確認し、端材で試し焼きをしてからデザインサイズを決めましょう。
写真を使ったプラ板も作れますか?
写真を使ったデザインも作れますが、細かな部分がつぶれやすいため注意が必要です。
背景が複雑な写真は、焼いたあとに人物や被写体が見えにくくなることがあります。使用する部分を切り抜き、明るさやコントラストを調整して、被写体を大きめに配置すると見やすくなります。
写真の転写が難しい場合は、インクジェットプリンター対応プラ板を使用する方法もあります。
転写した絵柄がにじむのはなぜですか?
除光液を付けすぎたことや、紙を強くこすったことが主な原因として考えられます。
除光液で紙が濡れすぎると、トナーが広がり、細い線や文字の輪郭がぼやけることがあります。綿棒やコットンに少量ずつ含ませ、紙を動かさないように上からやさしく押さえましょう。
途中で紙がずれると絵柄が二重になるため、テープで端を固定しておくことも大切です。
転写できないときはどうすればよいですか?
転写できない場合は、透明プラ板の下に印刷したデザインを置き、油性ペンでなぞる方法があります。
輪郭のはっきりしたイラストや文字であれば、転写よりも手軽で、きれいに描き写せることがあります。色鉛筆で着色したい場合は、表面がざらざらしたフロストタイプのプラ板を選ぶと描きやすくなります。
何度試しても転写できないときは、除光液を増やし続けるのではなく、別の方法へ切り替えましょう。
キーホルダー用の穴はいつ開けますか?
穴はプラ板を焼く前に開けます。
焼いたあとのプラ板は小さく、厚く、硬くなるため、一般的な穴あけパンチでは穴を開けられません。形を切り終えた段階で、金具を付ける位置に穴を開けてください。
穴も加熱によって小さくなるため、端に寄せすぎず、少し余裕を持たせた位置に開けるのがポイントです。
焼いている途中でプラ板が丸まっても大丈夫ですか?
加熱中にプラ板が大きく反ったり、丸まったりするのは一般的な変化です。
多くの場合は、そのまま加熱を続けると徐々に縮み、再び平らに近い状態へ戻ります。反った直後に取り出すと、曲がったまま固まる可能性があるため、動きが落ち着くまで待ちましょう。
ただし、プラ板同士が貼り付いた場合や完全に折れ重なった場合は、元に戻らないこともあります。一度に複数枚を焼かず、最初は1枚ずつ加熱すると安心です。
焼き上がったプラ板の反りを防ぐ方法はありますか?
焼き上がったらすぐに取り出し、クッキングシートなどで挟んでから、平らな板や厚い本で軽く押さえます。
プラ板が冷める前に形を整えることで、反りを抑えやすくなります。強く押しすぎると表面に跡が付くことがあるため、均等な力でやさしく押さえましょう。
焼きたてのプラ板は非常に熱いため、耐熱手袋や割り箸を使用し、素手では触らないでください。
コンビニで印刷するときにおすすめのデータ形式はありますか?
利用する印刷サービスによって異なりますが、一般的にはPDFやJPEG、PNGなどが使われます。
デザインの大きさを正確に印刷したい場合は、A4サイズなどの用紙上に作品を配置し、PDF形式にしておくとレイアウトが変わりにくくなります。
画像だけを印刷すると自動的に拡大・縮小される場合があるため、店頭のプレビュー画面でサイズと向きを必ず確認しましょう。
プラ板の表面はレジンでコーティングしたほうがよいですか?
必須ではありませんが、レジンでコーティングするとツヤが出て、絵柄を傷や摩擦から守りやすくなります。
キーホルダーやバッグチャームなど、日常的に触れる作品には特に向いています。ただし、転写した絵柄に直接レジンを塗ると、にじみや変色が起こる可能性があります。
余ったプラ板で相性を確認し、必要に応じて保護用のニスなどを挟んでから仕上げましょう。
まとめ
コンビニのマルチコピー機では、一般的なプラ板に直接印刷することはできません。
コピー機は指定された用紙を使用する機械なので、プラ板を持ち込んでセットすると、紙詰まりや故障の原因になる可能性があります。
自宅にプリンターがない場合は、コンビニでデザインを普通紙に印刷し、その絵柄をプラ板へ転写する方法を試すことができます。
きれいに仕上げるために重要なのは、次のポイントです。
・焼いたあとの縮みを考えてデザインを大きく作る
・線や文字は細くしすぎない
・文字入りのデザインは左右反転を確認する
・紙がずれないように固定して転写する
・除光液は少量ずつ使う
・加熱中に反っても、動きが落ち着くまで待つ
・焼き上がったらすぐに平らに整える
・本番前に端材でテストする
転写は、印刷方式や材料の組み合わせによって仕上がりが変わります。うまく写らない場合は、無理に除光液を増やすのではなく、透明プラ板の下に印刷した絵を置いて油性ペンでなぞる方法も検討してみましょう。
最初はシンプルな形と太めの線で試すと、縮み方や焼き時間の感覚をつかみやすくなります。
コンビニ印刷とスマホを上手に利用しながら、名前入りのキーホルダーや写真を使ったチャームなど、自分だけのプラ板作品を作ってみてください。
